虫歯予防に有効なものといえば?|ウィルデンタルクリニック|木場駅の歯科・歯医者|土日診療

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虫歯予防に有効なものといえば?|ウィルデンタルクリニック|木場駅の歯科・歯医者|土日診療

虫歯予防に有効なものといえば?

こんにちは、WILLDentalClinicです 😉 

2025年も半分が過ぎようとしていますね!

梅雨明けが待ち遠しい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?

 

6月と言えば、先日ブログでもご紹介した、6月4日から10日の歯と口の健康週間です!

(歯と口の健康週間についてはここをクリック)

口腔の健康のために避けたい、口腔二大疾患といえば『歯周病』と『う蝕(虫歯)』ですが、両方とも罹患初期の段階では痛みもなく進行していくためなかなか気が付かないことが多いです。

そのために定期検診にきていただいているわけですが、より虫歯にならないために効果的なものが、フッ素です!

皆さんもうご存知かもしれませんが、今一度フッ素について振り返ってみましょう。

 

🦷 フッ素とは?

フッ素(fluoride)は自然界に存在する元素で、土・水・食べ物などにも微量含まれています。歯に使われる「フッ素」は、正確には**フッ化物(フルオライド)**と呼ばれ、虫歯予防に利用されます。

✅ フッ素の虫歯予防効果(3つのメカニズム)

1. 再石灰化の促進

食事のたびに歯は酸で脱灰(カルシウムやリンが溶け出す)されます。

フッ素はこれを逆に戻す**「再石灰化」**を促進し、初期虫歯を修復します。

2. 歯質の強化

フッ素がエナメル質に取り込まれると、「フルオロアパタイト」という酸に強い構造になります。

虫歯になりにくい強い歯になります。

3. 虫歯菌の働きを抑える

フッ素はミュータンス菌などの虫歯菌が酸を出すのを抑制します。

結果として、歯が溶けにくくなります。

🧴 フッ素の使い方(身近なもの)

1. フッ素入り歯みがき粉(歯磨剤)

最も一般的で効果的な方法。

濃度は950~1450ppmFが一般的。

使用後は少量の水で1回だけうがいが推奨(フッ素が残るように)。

2. フッ素洗口(うがい)

学校や家庭で実施。週1~毎日など。

特に虫歯リスクが高い子どもに有効。

3. フッ素塗布(歯科医院)

年に数回、歯科医院で高濃度のフッ素を塗ってもらう。

小児や虫歯になりやすい人におすすめ。

4. フッ素配合ジェルやフォーム

歯科や家庭用として使える。

通常は夜に使うのが効果的。

 

⚠️ フッ素の安全性

適切な量なら非常に安全です。

過剰摂取(多量に使う)を避けること。

「フッ素症(歯の白斑など)」は発育期の過剰摂取が原因です。

歯磨き粉を子どもが勝手に食べないよう保管にも注意を。

🌍 世界でのフッ素利用

日本ではフッ素塗布や歯磨き剤が中心ですが、**海外では水道水フロリデーション(水にフッ素添加)**も行われています。

WHOや多くの先進国で、虫歯予防として推奨されています。

 

フッ素は「歯を強くし、虫歯菌を弱め、修復も助ける」万能な虫歯予防成分です。毎日のフッ素入り歯みがき粉が最も手軽で効果的です。特に歯が生えてから5年ほどの幼若永久歯、高齢になって歯の根面が見えてきた人に有効ですので、使うようにしましょう。

 

 

 

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