キシリトールはなぜ歯にいいの?
- 2026年7月11日
- 予防歯科
こんにちは、WILL Dental Clinicです。
梅雨が明けて初夏を感じる季節になりました。
私たちのお口の中には、目には見えない小さな生き物がたくさん住んでいて
その中には「むし歯菌」がいます。
むし歯菌は、皆さんが食べるお菓子やジュースに入っている「砂糖」が大好きです。
むし歯菌は砂糖を食べると、とても強い「酸」を作ります。
この酸が歯を少しずつ溶かしてしまいます。
歯が溶けて穴があくと、それが「むし歯」です。

では、キシリトールはどうでしょう?
キシリトールは、見た目や味は砂糖によく似ています。
少し甘くておいしいので、ガムやタブレットによく使われています。
でも、むし歯菌にとっては大きな違いがあります。
むし歯菌はキシリトールを見ると、「やった!砂糖だ!」と喜んで食べます。
ところが、キシリトールには栄養がないため
むし歯菌は食べても元気になれず、歯を溶かす酸もほとんど作れなくなります。
そして、だんだんお口の中のむし歯菌の数が減っていきます。
さらに、キシリトール入りのガムをかむと、だ液(つば)がたくさん出ます。
だ液には歯を守る力があります。
食べ物を洗い流したり、お口の中の酸を弱くしたりする働きがあります。
歯は毎日、食事をするたびに少しだけ溶けています。
でも、だ液があるおかげで歯は自分で修理をしています。
これを「再石灰化(さいせっかいか)」といいます。
キシリトールガムをかむとだ液が増えるので、歯の修理を手伝ってくれるのです。
ただし、ここで大切なことがあります。
キシリトールを食べれば絶対にむし歯にならない、というわけではありません。
たとえば、毎日歯みがきをしないで、お菓子ばかり食べていたら、キシリトールを食べてもむし歯になることがあります。

キシリトールは「歯を守るお手伝いをしてくれる味方」ですが、「何でも治してくれる魔法」ではないのです。
歯を守るためには
・毎日しっかり歯みがきをする
・甘いお菓子やジュースをとりすぎない
・規則正しく食事をする
・キシリトール入りのガムやタブレットを上手に使う
ことが大切です。
キシリトールが歯にいい理由
「むし歯菌が酸を作れなくなること」と
「だ液がたくさん出て歯を守ってくれること」の2つです。
むし歯菌は砂糖が大好きですが、キシリトールでは元気になれません。
だから、キシリトールは歯を守る頼もしい味方なのです。
歯みがきや正しい食生活と一緒に使うことで、むし歯になりにくい健康な歯を目指しましょう!
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