ホームホワイトニング
こんにちは、WILL Dental Clinic です。
今回は『ホームホワイトニング』と呼ばれる
自宅で行う歯のホワイトニングについてご紹介します。
以前『初めて歯を白くする方へ』という記事でもご紹介させていただきましたが
ホームホワイトニングは、歯そのものを白くするため
歯科医院での指導のもと、自宅で専用のホワイトニング剤を使用して歯を白くする方法です。
一般的には、オーダーメイドのトレー(マウスピース)にホワイトニングジェルを入れ、一定期間装着します。トレーは患者様一人ひとりの歯型に合わせて作成されるため、フィット感が良く、効果的にホワイトニングを行うことができます。
メリット
- 経済的: オフィスホワイトニングに比べ、費用が抑えられる。
- 時間の融通: 自宅で好きな時間に行えるため、忙しい人でも続けやすい。
- コントロール: 自分のペースで進められるため、歯の色の変化を見ながら調整できる。
- 持続効果: 継続的に行うことで、白さを保ちやすい。
デメリット
- 時間がかかる: 効果が現れるまでに数週間から数ヶ月かかることが多い。
- 手間がかかる: 毎日一定時間、トレーを装着する必要がある。
- 管理が必要: 使用方法を誤ると効果が出ないばかりか、歯や歯茎を傷める可能性がある。
手順
- 歯科医院でのカウンセリング: まず歯科医師による診察を受け、ホームホワイトニングが適しているか確認します。虫歯や歯周病がある場合は、先に治療が必要です。
- トレーの作成: 患者の歯型を取り、オーダーメイドのトレーを作成します。
- ホワイトニングジェルの提供: 歯科医院からホワイトニングジェルを受け取ります。ジェルの濃度は歯科医師が判断します。
- トレーの装着: トレーにジェルを適量入れ、指定された時間(通常1日2時間程度)装着します。
- アフターケア: ホワイトニング後は、歯をよく洗い流し、歯科医院での指導に従ってケアを行います。
安全性
ホームホワイトニングは、歯科医院での指導のもとで行う場合、安全性が高いとされています。ホワイトニングジェルに含まれる過酸化物(過酸化水素や過酸化尿素)が主な成分であり、これらは適切な濃度と使用方法を守れば、歯や歯茎に大きな問題を起こすことは少ないです。
しかし、以下の点に注意が必要です。
- 知覚過敏: ホワイトニング後に一時的な歯の感度上昇が起こることがあります。これは一時的なものであり、専用の歯磨き粉などで対処できます。
- 歯茎の刺激: ジェルが歯茎に触れると刺激を感じることがあります。トレーにジェルを入れすぎないように注意します。
- 過剰使用の危険: 指示された使用時間を守り、過剰に使用しないことが重要です。過度の使用は歯のダメージを引き起こす可能性があります。
注意点
- 適切な濃度と時間: 歯科医師の指示に従い、適切なジェルの濃度と装着時間を守ります。
- 生活習慣の見直し: コーヒー、紅茶、赤ワインなどの着色しやすい飲食物は控えるようにします。
- ホワイトニング後のケア: ホワイトニング後は、色の付きやすい食品を避け、良好な口腔衛生を保つことが大切です。