歯周病とはどんな病気?
- 2024年2月21日
- 予防歯科
こんにちは 😀
WILL Dental Clinic です!
今日は「世界で最も蔓延している感染症」としてギネスブックにも認定されている、歯周病についてお話ししようと思います!
歯周病は、歯とその周囲(歯周組織)に影響を与える炎症性の疾患で、歯を支える歯槽骨や歯ぐきが損傷する病気です。主な原因は、歯垢(プラーク)や歯石の周囲に増殖する細菌が原因の感染症です。
歯周病は一般的に歯茎の腫れや出血から始まります。初期では歯肉炎と呼ばれ、適切なケアがない場合、進行して歯周ポケットが形成され、歯槽骨が破壊される歯周病に移行していきます。
歯周病の診断には、歯周ポケットの深さの測定やレントゲンなどの検査が行われます。歯周病は、歯の喪失以外にも放置すると全身への悪影響を及ぼす場合があります。
歯周病と関連が深い全身疾患
・狭心症・心筋梗塞
・脳梗塞
・糖尿病
・低体重児早産
・誤嚥性肺炎
・骨粗鬆症
などがあげられます。
歯周病の治療は、症状や進行具合に応じて様々な方法があります。
1. 歯石の除去:歯周病の初期段階では、歯石(歯垢が硬化したもの)を除去します。これによって歯茎の炎症が軽減し、症状が改善されることがあります。
2. 歯周ポケットのクリーニング:歯周ポケットが深くなってしまっている場合、特殊な器具を使用して歯周ポケット内をクリーニングします。これにより、細菌や歯石が除去され、炎症が抑えられます。
3. 歯周手術:歯周病が進行して、2でも改善が見られなかったり、歯槽骨が損傷がある場合、歯周手術が必要となることがあります。手術には歯周ポケットの修復や歯槽骨の再建などが含まれます。
4. 定期的なフォローアップ: 歯周病治療後は、定期的な検診とクリーニングで再発を管理していきます。
予防としては、定期的な歯科検診や専門家のクリーニングが重要です。また、日常の歯磨き(プラークコントロール)、歯間ブラシやフロス等の適切な使用、健康な生活習慣も歯周病の予防に大きく関係します。
歯周病は生活習慣病のひとつで、予防が可能です。定期的な歯科検診と適切な歯磨き習慣がとても大切です。 歯周病に対する意識とケアを高め、歯の健康を維持することが大切です。
最近歯科にかかっていない方や歯茎からの出血がある方、何か歯茎への不安がある方は是非一度ご相談ください! 😉
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