乳歯のケア
こんにちは! WILL Dental Clinicです!🌷
今日はお子様の口腔健康と将来の永久歯の発育にとても重要な乳歯のお話しです🦷👶🏻
乳歯の重要性
乳歯は通常6ヶ月頃から生え始め、2~3歳で一通り生え揃い、6~12歳頃までに永久歯に交換されます。
しかし、乳歯は単なる「仮の歯」ではなく、重要な役割があります。
咀嚼と発音・・・食べ物をしっかり噛む能力や正しい発音をサポート。
永久歯のスペース確保・・・乳歯が早めに抜け落ちたり虫歯で失われると、永久歯が正しい位置に生えるスペースが不足する可能性があります。
口腔健康の基礎作り・・・乳歯のケアが不十分だと、虫歯菌が永久歯にも影響を及ぼすことがあります。
乳歯のケアの基本
適切なブラッシング
開始時期:乳歯が生え始めたらすぐにケアを始めましょう。最初はガーゼや柔らかい布で歯を拭くことからスタートし、1歳頃からは子供用の柔らかい歯ブラシを使います。
ブラッシングの頻度:1日2回(朝と夜)、特に寝る前のブラッシングは重要です。寝ている間に唾液の分泌が減り、細菌が活動しやすくなるためです。
歯磨き剤:歯が生えてから2歳までは、フッ素入り歯磨き剤を少量(米粒大)使用し、飲み込まないように注意します。
3~5歳以上ではグリーンピース程度の量が目安です。
6歳以上では歯ブラシ全体にのせる大人と同量で使用しましょう。
ブラッシング後のうがいは少量の水で1度だけにすると、フッ素の効果に期待できます!
食事と間食の管理
砂糖が多いお菓やジュース、粘着性の食品(キャラメルなど)は虫歯のリスクが高くなります。
間食は1日に1~2回に制限し、歯磨きが難しい場合は水で口をゆすぐことを習慣づけましょう。
定期的な歯科検診
1歳半~2歳頃から歯科医による定期検診を始めることをお勧めします。早期に問題を発見し、プロのクリーニングやフッ素塗布を受けることで、虫歯リスクを減らせます。
夜の習慣
就寝前にミルクやジュースを与える習慣がある場合は、必ず歯を磨くか、水で口をゆすぐようにしましょう。糖分が残ると夜間に虫歯菌が活動しやすくなります。
よくある誤解と注意点
「乳歯はすぐ抜けるから虫歯でも大丈夫」 これは大きな誤解です。
乳歯の虫歯は痛みや感染を引き起こし、永久歯の健康にも悪影響を及ぼすこともあります。
子供に歯磨きを習慣づけるコツ
楽しい雰囲気を作る:子供用の歯ブラシや歯磨きジェルにキャラクターのデザインを使うと、興味を引きやすくなります。
親子で一緒に磨く:親が一緒に歯を磨く姿を見せることで、子供も真似したくなります。
褒める:小さな成功を褒めることで、ポジティブな経験にしましょう。
最新のトレンドや研究
最近の研究では、プロバイオティクス(善玉菌)を含む口腔ケア製品や、AIを活用したブラッシング指導アプリやポケモンと一緒に歯磨きをするアプリなどもありオススメです!
また、早期からのシーラント(溝を埋めるコーティング)も、奥歯の虫歯予防に効果的とされています。
もし特定の悩み(例:子供が歯磨きを嫌がる、乳歯が早く抜けた場合など)がある場合や、さらに詳しいアドバイスが必要な場合は、来院時にご相談ください😊
乳歯のケアは、子供の健康を作る重要なステップです。少しの工夫で、長期的な効果が期待できますので、継続して取り組んでみてくださいね!
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