オープンバイトと反対咬合|ウィルデンタルクリニック|木場駅の歯科・歯医者|土日診療

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オープンバイトと反対咬合

こんにちは!WILL Dental Clinicの石田です。

今日は不正咬合の一種であるオープンバイトと反対咬合についてお話します。

この二つは不正咬合でも歯を失うリスクがとても高いため見た目上、歯並びが気になっていなくても矯正治療を強くお勧め致します。

まずそれぞれがどのような不正咬合なのかをご説明致します。

オープンバイト

別名開咬(かいこう)と言われます。正常な咬み合わせでは上下の前後の歯はしっかりと咬んでいます。しかし開咬の場合、この咬み合わせが奥歯のみ咬んでいて前方の歯が上下で全く咬んでいない状態となっています。

オープンバイトは、先天的な歯の生え方の異常や成長の過程での問題、または習慣的な舌の癖(前に舌を押し出す突出癖)などによって引き起こされることがあります。ご自身で気づくには中程度以上であれば鏡で見てもらうとすぐわかります。しかし軽度な場合はわかりにくく麺などを咬み切ることができないなどあればもしかするとオープンバイトかもしれません。

反対咬合

別名受け口と言われます。上下の歯は上の歯が下の歯に覆い被さっているのが正常ですがそれが逆転していて下の歯のほうが前のほうに出てしまっている状態を指します。

ご自身で気づくには鏡をみると簡単にわかると思います。

これらの不正咬合の最大の問題点は奥歯に過剰な負担がかかってしまうことにあります。

負担が大きいとご自身の歯にひびが入ったり、ひどいと縦方向に真っ二つに割ってきてしまったりします。

ひびはその隙間から虫歯になるリスクを高め、歯の寿命を短くしてしまいます。

また、真っ二つに割れてしまった歯は基本的に抜歯をしなければならなくなることがほとんどです。

歯科の運動で8020運動はご存知でしょうか。

8020運動とは

8020運動は、通常親知らずを除いて28本ある永久歯を「80歳になっても20本以上保とう」という歯科の運動です。平成元年(1989年)に厚生省(当時)と日本歯科医師会が提唱して開始されました。

8020運動が提唱される以前は「一生自分の歯で食べよう」という標語がよく使われていましたが「8020」は、これを数値目標化したものといえます。

80という数値は、当時の日本人の平均寿命(平成元年簡易生命表)が男性75.9歳・女性81.8歳でしたので、男女合わせた平均寿命に相当します

現在の平均寿命は、「80」を大きく超えるようになったので、8020運動は「80」をゴールとする捉え方から、より健康な高齢期を過ごすための運動と意味合いが変化しています。

一方「20」は自分の歯で食べられるために必要な歯の数を意味します。約20本以上の歯が残っていれば、硬い食品でもほぼ満足に噛めることが科学的に明らかになっています。

このように8020運動は老後の生活を快適に過ごすための指標なのですが、表題のオープンバイトと反対咬合の方は達成率が0%だったという研究がされています。

つまり奥歯に負担がかかる影響で80歳までに8本以上の歯を失ってしまい、食事を自分の歯のみでするには不便してしまっているということになっています。

このようなことからオープンバイトと反対咬合の方は見た目が気にならなくても矯正治療を行い、咬む機能をしっかりと回復することを強くお勧め致します。

当院では矯正の専門の先生が在籍しており、無料で矯正相談を行っています。

ご興味がございましたらぜひご連絡いただければ幸いです。

ご予約はWeb予約、お電話にて承っております。

 

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