顎関節症って何?
こんにちは!
WILL Dental Clinicです!🎏
院内の観葉植物 レモンの経過です!🍋
少しずつですが、身が大きくなっています😊
収穫出来るのが楽しみですね!
さて今日は、一生の間に2人に1人は経験するという顎関節症についてのお話しです。
顎関節症の症状
🐊顎や口のまわりの症状
・口を開けると痛い
・口を大きく開けられない(開口障害)
・顎がカクカク、ミシミシ鳴る(関節音)
・口を開閉する時に引っかかる感じ
・顎の疲労感やこわばり
🐊顔・頭・首まわりの症状
・頭痛(こめかみ・後頭部など)
・耳の違和感や痛み(耳鳴り・詰まり感も)
・首・肩のこり
・頬や顎の周囲の痛みや違和感
🐊その他
・噛み合わせのズレを感じる
・片側だけでしか噛めない
・めまいや吐き気(稀に)
症状の出方には個人差があり、複数が同時に現れることもあります。
顎関節症の分類
筋肉障害型(Ⅰ型)
顎の筋肉の痛みや緊張が原因
・咀嚼筋(こめかみ・頬など)の痛み
・顎の疲れ、だるさ
・ストレスや歯ぎしりが関与することが多い
関節包・じん帯障害型(Ⅱ型)
顎関節を包む関節包やじん帯の損傷や炎症によるもの
・関節を押すと痛い
・軽度の開口障害や関節の違和感
関節円板障害型(Ⅲ型)
顎関節内の関節円板のズレが原因
・クリック音(カクン)や雑音がする
・口が開けづらい
変形性関節症型(Ⅳ型)
顎関節の骨や軟骨の変形・すり減りが原因
・ゴリゴリとした関節音
・慢性的な痛み
顎関節症の原因
原因となる因子はたくさんあります。
顎関節症の原因となる因子
1. 顎関節や顎の筋肉の構造的弱さ
2. 不良なかみ合わせ関係
3.精神的緊張の持続、不安な気持ちの持続、
気分の落ち込み感覚の持続
4. かみちがい、打撲、転倒、交通外傷
5. 行動要因
1) 日常的な習癖
歯列接触癖(TCH)、頬杖、受話器の肩ばさみ、
携帯電話やスマホの 長時間操作、下顎を前方に突き出す癖、
爪かみ、筆記具かみ、うつぶせ読書
2) 食事
硬固物咀嚼、ガムかみ、片側でのかみ癖
3) 睡眠
はぎしり、睡眠不足、高い枕や固い枕の使用、
就寝時の姿勢(うつぶせ寝)、手枕や腕枕
4) スポーツ
5) 音楽
楽器演奏(特に吹奏楽器)、歌唱
6) 社会生活
緊張が持続する仕事、コンピューター作業、精密作業、
重量物運搬、人間関係での緊張
因子が複数重なることで症状として出ることが多いですが、その中でも8割近くの方が、必要のないときでも上下の歯を接触させている歯列接触癖(TCH)を持っていることが分かっています。
顎関節症が気になる方は、歯牙接触癖が無いかを気にしてみてくださいね。
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