なぜ3カ月後の検診を勧めるの?
こんにちは!
WILL Dental Clinicです!🎎
最近、院内のマイヤーレモンの花が咲き始めて見頃を迎えています!🌸
ご来院の際に是非見てみてくださいね😊
果たしてレモンを実らせることが出来るのか乞うご期待です!!!🍋
そして本日のブログのテーマは、、、
歯医者さんに行くと治療が全部終わったあと、「3カ月後に検診に来てくださいね!」と言われたことはありませんか?
当院でも、口腔内の状態にもよりますが、3カ月後の検診をお勧めすることが多いです。
今日は、なぜ3ヶ月なのか、なぜメインテナンスが必要なのかご説明します。
予防歯科で特に有名なスウェーデンのアクセルソン博士という方がいました。
アクセルソン博士の30年間にわたる臨床研究は、適切なケアを続けることで生涯にわたり歯を健康に保つことができることを証明しました。
アクセルソン博士の主な研究結果
定期的なプロフェッショナルケアの重要性
・歯科医師や歯科衛生士による定期的なクリーニングと指導を受けることで、むし歯や歯周病のリスクを大幅に減少できる。
アクセルソン博士の30年にわたる研究
・年1回の健診のみ(クリーニング等は行わない)グループと、2~3カ月にメンテナンス(セルフケアの指導、PMTC、リスク部位の把握)を行うグループとのグループに分けて研究をしました。
・6年後の2つのグループを比較すると、虫歯の数や歯周病に大きな違いが見られたそうです。
・さらに30年後、定期的にメンテナンスを行ったグループは、失った歯の本数は0.6本で、97.7%の確率で歯を守ることができたと報告。
しかも、歯を失った原因は破折や外傷で、虫歯や歯周病で失った歯は無かったそうです。
セルフケアとプロフェッショナルケアの組み合わせが最も効果的
・歯科医院での専門的なケアと、患者自身の毎日の歯磨きやフロス使用が組み合わさることで、最良の結果が得られる。
プラークコントロールがむし歯・歯周病予防の鍵
・適切なプラークコントロールを続ければ、多くの人が歯を失うことなく生涯を過ごせる。
予防歯科の経済的なメリット
・むし歯や歯周病になってからの治療よりも、定期的な予防ケアの方が医療費が抑えられることを証明。
・予防歯科に投資することで、長期的には健康と経済の両面でメリットがある。
研究の意義
アクセルソン博士の研究は、「病気になってから治療するのではなく、予防することが最も重要」という考えを科学的に証明しました。これは現在の歯科予防医療の基盤となっていて、世界中の歯科医療に影響を与えています。
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