レントゲン写真で何が見えているの?
- 2026年8月4日
- 一般歯科
こんにちは!WILL Dental Clinicです!☀️🏊
診察を受ける際、「レントゲンを撮りますね」と言われた経験はありませんか?
当院でも初診や定期健診の際、撮影させていただいています。
「痛みはないのにどうして撮るの?」「写真だけで何がわかるの?」と疑問に思われる方も多いかもしれません。
実は、歯科のレントゲン写真には、お口の中を見ただけでは分からない多くの情報が写っています。
今回は、歯科レントゲンで見えているものや撮影する目的についてご紹介します。
レントゲンは “ 歯の健康診断 ”
歯科のレントゲン写真は、お口の内部を確認するための大切な検査です。
目で見える部分だけでは確認できない歯の根の状態や骨の変化、隠れた虫歯などを調べることができます。
例えるなら、歯科のレントゲンは「歯の健康診断」のようなものです。
見た目には問題がなさそうでも、内部で病気が進行していることもあるため、定期的な撮影が重要になります。
レントゲンで見えるもの① 虫歯
虫歯は初期の段階では外から見つけにくいことがあります。
特に、
・歯と歯の間の虫歯
・詰め物や被せ物の下の虫歯
・奥歯の溝の深い部分の虫歯
などは肉眼だけでは確認が難しいケースがあります。
レントゲンでは虫歯の部分が黒っぽく写るため、見えない場所の虫歯を発見する手助けになります。
レントゲンで見えるもの② 歯を支える骨の状態
歯は顎の骨によって支えられています。
歯周病が進行すると、この骨が少しずつ溶けてしまいます。
しかし骨の変化は歯ぐきを見ただけでは判断できません。
・骨がどれくらい残っているか
・歯周病が進行しているか
・治療後に改善しているか
などを確認できます。
歯周病は自覚症状が少ないまま進行することも多いため、レントゲン検査は早期発見に役立ちます。
レントゲンで見えるもの③ 歯の根の病気
歯の根の先に炎症や膿がたまっている場合もレントゲンで確認できます。
過去に神経の治療をした歯でも、時間が経ってから再び炎症が起こることがあります。
・根の先の炎症
・膿の袋(病巣)
・根の形や本数
などを把握することができます。
特に歯の根の治療では、レントゲンは欠かせない検査です。
レントゲンで見えるもの④ 親知らずの位置
親知らずは歯ぐきの中に埋まっていることがあります。
・親知らずがどの方向を向いているか
・周囲の歯に影響していないか
・抜歯が必要かどうか
を確認できます。
横向きに埋まっている親知らずは、隣の歯を押して虫歯や歯周病の原因になることもあります。
レントゲンで見えるもの⑤ 顎の骨や関節の状態
歯だけでなく、顎の骨や顎関節の状態も確認できます。
例えば、
・顎の骨の異常
・嚢胞(のうほう)
・骨の変化
・顎関節の左右差
などを発見できる場合があります。
症状がなくても、偶然見つかることも少なくありません。
レントゲンの放射線量は多いの?
レントゲン撮影を心配される方もいらっしゃいますが、歯科用レントゲンの放射線量は非常に少ないとされています。
私たちは日常生活の中でも自然界から放射線を受けています。
歯科用デジタルレントゲンの被ばく量は、その自然放射線と比較してもごくわずかです。

必要な検査を行うことで、病気の早期発見や適切な治療につながるメリットの方が大きいと考えられています。
まとめ
歯科のレントゲン写真には、見た目だけでは分からない多くの情報が映し出されています。
虫歯の発見、歯周病の進行状況、歯の根の病気、親知らずの状態など、適切な診断を行うためには欠かせない検査です。
「痛みがないから大丈夫」と思っていても、実際には症状が出る前に病気が進行していることもあります。
健康な歯を長く維持するためにも、定期検診とあわせてレントゲン検査を上手に活用し、お口の状態をしっかり確認していきましょう。

